中国から欧州に初めて輸出される2階建て高速鉄道車両が先ごろ、湖南省株洲市でラインオフした。これは中国が独自に開発と生産を行い、欧州鉄道の統一規格「TSI」の基準をクリアした高速鉄道車両となっている。
鉄道車両は動力車2両と付随車4両という6両編成を基本編成としており、その定員は1280人で、通常の車両よりも輸送力が30~35%アップしている。また乗客数に応じたフレキシブルな車両編成が可能となっている。営業速度は時速200キロで、確かな安全性とスマート機能、心地よさといった長所を備え、オーストリアやドイツ、ハンガリーなど5ヶ国での運用が予定されている。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年6月2日