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中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は18日の定例記者会見で、「中国はアフガニスタン・タリバンが同国の各派と対話と協議を通じて、開かれた包摂的な政権枠組を確立することを期待する。また、タリバンが『東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)』を含む様々なテロリズム勢力に断固たる打撃を与えることを期待する」と表明した。
【記者】アフガニスタン・タリバンの報道官は17日夜の記者会見で、「タリバンはいかなる戦争の繰り返しも望まず、いかなる国内外の敵も望んでいない。イスラムの枠内で女性の権利を尊重し、他国との良好な関係の構築を図る。また、アフガニスタンで包摂的な政府を組む計画だ」とした。これについて、中国としてコメントは。
【趙報道官】中国は、タリバンのこの姿勢表明に留意している。中国はアフガニスタン・タリバンが同国の各派と対話と協議を通じて、開かれた包摂的な政権枠組を確立し、温和で穏健な国内・対外政策を実行し、同国内の外国の機関や人員の安全をしっかりと保護することを期待する。同時に我々は、タリバンがETIMを含む様々なテロ勢力に断固たる打撃を与え、アフガニスタンの領土を利用して近隣国の安全を脅かすことをいかなる勢力にも認めないとの約束をしっかりと履行することも期待する。中国は引き続き国際社会と共に、アフガニスタンの平和的復興を支持し、同国の永続的な平和と安定の実現を支援していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月19日
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