米国は完全に中国を標的にした第2段階の新型コロナウイルス起源解明計画をその手で操り、世界保健機関(WHO)や科学者達に公正で客観的な立場の放棄を迫っている。そして「起源解明」の名を借りて、実際には「スティグマタイゼイション」行動を取っている。さらにはデマの捏造において、米国はあらゆるあくどい手を使っている。1918年に大流行したインフルエンザから今日の新型コロナウイルスまで、ウイルスの起源解明において米国は責任転嫁の手口を繰り返しており、他国に濡れ衣を着せることが常套手段となっている。
ウイルスの起源解明作業は本来科学に基づくべきだ。だが米国は起源解明に関するデマを捏造するため、科学的な起源解明と関係する全ての人や物事を思い通りに操り、口を封じることも辞さず、「新型コロナウイルス」を「チャイナウイルス」へと改竄し、恣意的に政治色を帯びさせ、起源解明作業に「政治的フィルター」をかけ、第2段階の起源解明作業が科学の原則を放棄し、正しい道から逸れるように仕向けている。
世界最大の政治的分断国である米国は、新型コロナウイルスをめぐる責任転嫁を二大政党間の争いの道具にしている。頻繁に責任を転嫁し、感染拡大を相手の政党を悪者扱いするための道具とすることが、競争的選挙政治において党利を得るために必要なのだ。
科学的事実と正義の前では、ウイルスの起源解明を政治的に利用し、他国に責任を転嫁するいかなる企ても、いずれ国際社会に見抜かれるだろう。「デマ捏造大国」、「世界最大の虚偽情報国」の名を冠された米国が、国際社会から唾棄されるのは必至だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月11日