西蔵(チベット)自治区では9月、ハダカムギが収穫シーズンを迎える。同自治区拉薩(ラサ)市曲水(チュシュル)県熱堆村では、村民たちが晴れた日には互いに協力しながら刈取り作業に勤しんでいた。ハダカムギの畑のあぜには、すでに刈り取られて束ねられたハダカムギや、風に揺られ、刈り取りを待つハダカムギもある。村民たちは、鎌を振って刈取り、束にして、整然と積み上げていく。それらをトラクターで家まで運び、架干しする。ぎっしりと実ってこうべを垂れるハダカムギを眺め、空気中に漂うハダカムギの香りを胸いっぱいに吸い込んだ村民たちの顔には、豊作を喜ぶ笑みが浮かんでいた。人民網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年9月2日