香港中連弁「反中・香港攪乱組織の崩壊は歴史的必然」

人民網日本語版 2021年09月06日14:44

中央人民政府駐香港特別行政区連絡弁公室(中連弁)の報道官は5日、「反中・香港攪乱組織である『香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)』は5日、解散採決手続きに入ることを発表した。その解体はすでに『政治的事実』となっている。事実上、今年に入り支連会は分裂瓦解し、とうに『死に体』と化しており、 完全な滅亡へと進むのは時間の問題に過ぎない。今日の香港地区の法治環境と歴史の大勢の下、あらゆる反中・香港攪乱組織にはもう問題を起こす余地はなく、その崩壊は大勢の赴くところ、人心の向かうところである。我々は、香港特区政府及び警察当局が踏み込んだ調査を行い、法に基づき追及することを断固として支持し、法治の尊厳を断固として守り、香港地区の長期的安定を全力で維持する」と表明した。新華社が伝えた。

報道官は、「中国共産党は憲法の規定する中国の特色ある社会主義の指導者であり、『一国二制度』事業の創始者、指導者、擁護者でもある。『支連会』は設立当初から、国家権力の転覆及び政権党による指導の打倒を政治綱領としてきた。過去30年余り、彼らは『民主』を名目に掲げて、実際には反中・香港攪乱行動を起こし、止むことなく国家と政権党に対する憎悪を煽り、国家安全の譲れぬ一線に挑戦してきた。この2年間はさらにひどくなり、不法集会を開き、暴力的対抗を煽動し、いわゆるオンライン『人権博物館』を開設して『香港独立』のスローガンを掲げ、さらには公然と米国による対香港地区制裁を後押しし、『カラー革命』を後押しした。その全ての行いが、国家と香港地区の根本的利益、全体的利益を深刻に損なってきた」と指摘。

「香港地区国家安全維持法の公布・施行後、『支連会』のいくつかの加盟団体が相次いで脱退を表明したことで、反中・香港攪乱活動を煽り、社会不安を引き起こす組織のエネルギーはすでに尽きていた。今日、法治と世論の圧力の下、支連会が解散裁決手続き入りへと追い込まれたことは、大勢の赴くところだったと言える」と強調した。

また報道官は、「国家の安全に危害を及ぼし、香港地区の社会秩序を破壊するあらゆる違法組織は、法の制裁を免れ得ない。しかし今日に至るもなお『支連会』の声明は、法律に対する畏敬の念が少しもなく、過去の過ちを悔いる意がみじんもないばかりか、頑なに抵抗し、警察側の資料提供要求を拒絶してさえいる。法律は飾り物では断じてなく、法律違反は必ず厳重な処罰を受ける。我々は警察側の法に基づく追及、厳格な法執行を断固として支持し、国家の安全と香港地区の安寧を全力で維持する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年9月6日

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