有人宇宙船「神舟13号」とキャリアロケット「長征2号F遥13」のコンビネーションが7日、打ち上げエリアに運ばれた。発射場の施設・設備はコンディションが良好で、今後計画に基づき打ち上げ前の各種機能検査、合同テストなどの作業が行われる。
神舟13号の有人飛行任務が正式に打ち上げ準備段階に入った。今回の任務は宇宙ステーション段階の第2回有人飛行で、宇宙飛行士3人が神舟13号に乗り宇宙ステーションに向かい、6カ月にわたる宇宙生活を送る。これは今後、乗組員の一般的な軌道滞在期間になる。
■新「宇宙出張トリオ」、出張期間は183日に
神舟5号から11号に至り、中国の宇宙飛行士11人は14回の宇宙旅行を終えた。新「宇宙出張トリオ」は神舟13号に乗り、183日間にわたる宇宙旅行を開始する。
新「宇宙出張トリオ」に選ばれる宇宙飛行士は誰だろうか。女性は含まれるだろうか。
神舟5号から12号に至り、劉洋氏と王亜平氏という2人の女性宇宙飛行士が見事に任務を完遂した。
神舟12号の予備宇宙飛行士は、翟志剛氏、王亜平氏、葉光富氏だったが、新「宇宙出張トリオ」はその3人だろうか。ネットユーザーはその信ぴょう性は高いとしている。その理由として、翟氏と王氏は飛行任務を遂行した経験を持ち、葉氏は新人のため、ベテランが新人を率いるという条件を満たしている。さらに重要なことは、王氏が女性宇宙飛行士であるからだ。
中国の宇宙ステーションは2022年に大まかに構築され、その後第1陣となる外国の宇宙飛行士を迎える。ドイツ、フランス、イタリアの宇宙飛行士3人が現在、急ピッチで中国語を勉強中で、うち1人は女性だ。完成後の宇宙ステーションの最大定員は6人であるため、中国の宇宙飛行士3人のうち女性宇宙飛行士が1人いれば海外の乗組員と一致し、長い宇宙任務において女性特有の強みを発揮するのに役立つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年10月8日