中国国家外貨管理局が7日に発表した統計によると、9月末時点の中国の外貨準備高は3兆2006億ドルで、8月末と比べると0.97%減の315億ドル減少した。新華社が伝えた。
国家外貨管理局の副局長を務める王春英報道官によると、今年9月の国際金融市場は、新型コロナウイルス感染症の影響や主要国の通貨政策の見通しといった要素の影響を受け、ドルの主要通貨に対する指数が上がり、主要国の金融資産価格が全体的に下がった。
王報道官は、「外貨準備高は、ドルを計算通貨としており、ドル以外の通貨をドルに換算したため金額が減少し、資産価格の変化などの要素と重なって9月の外貨準備高が減少した」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年10月8日