中国が「中国国連協力立場文書」を発表

人民網日本語版 2021年10月23日14:18

外交部(外務省)は22日に「中国国連協力立場文書」を発表した。新華社が伝えた。

現在、世界の局面が奥深い変革を遂げ、新型コロナウイルス感染症の状況が変動し、世界経済の回復は困難であると同時に、平和と発展は引き続き時代のテーマであって、多国間主義を守り、団結協力を強化し、共同で挑戦に対応しようとの声がさらに高まりを見せる。今年は中華人民共和国が国連における合法的議席を回復してから50周年にあたる。この立場文書は50年間の国連の各分野の取り組みに対する中国の突出した貢献を明らかにし、多国間主義の要素、グローバル発展の促進、一致団結し感染症への対応といった重要な国際的問題について、中国の立場と主張を明らかにしたものだ。

同文書によると、中国は常に多国間主義の旗を常に掲げ、本物の多国間主義を実践しており、国際的な問題はみんなで話し合って決定し、世界のこれからの運命は各国が共同で担うとの方針を堅持し、一国主義、保護主義、覇権行為に断固反対し、政治的利益集団や「小集団」など各種各様の「偽の多国間主義」に断固反対し、グローバルガバナンスシステムがより公正で合理的な方向へ発展するよう推進してきた。世界の発展は発展の優先を堅持し、人々が中心の原則を堅持し、恩恵が行き渡ることと包摂を堅持し、イノベーションによる駆動を堅持し、人と自然との調和共生を堅持し、行動の主導的役割を堅持して、グローバル発展の運命共同体の構築を推進しなければならない。中国はこれから世界各国と手を取り合って前進し、人類の運命共同体の構築推進に向けてたゆまず努力するという。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年10月23日

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