中国国家鉄路集団有限公司(以下、「国鉄集団」)によると、宅配物が急増するダブル11(11月11日のネット通販イベント)に合わせて、今月1日から20日までの間、輸送力をフル活用する計画であることを明らかにした。中国新聞網が報じた。
国鉄集団は同期間中、高速旅客列車の宅配物用スペースや切符が売れ残っている車両、普通列車の荷物用車両、乗客のいない高速鉄道の点検・確認列車、特急貨物列車などをフル活用するという。車両の空きスペースや高速鉄道の宅配物用スペースを活用した高速旅客列車を1日当たり1135本運行する計画だ。

成都から南京に向かう列車に宅配物の入った袋を積み込む作業員(資料写真、2019年11月11日撮影・劉忠俊)。
国鉄集団の関連責任者によると、2016年以来、鉄道当局はダブル11に合わせた輸送力強化サービスを5度にわたって計画してきた。
また、国鉄集団は西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市から林芝(ニンティ)市の鉄道の沿線にある林芝駅や山南駅などで、宅配便業務を増設している。また、31省・市・自治区の688駅で宅配業務を取り扱っており、うち249駅が高速鉄道駅となっている。
普通貨物の輸送には、高速鉄道で使われる宅配物を入れる袋や専用の箱などを採用するほか、コールドチェーン貨物には特別に設計されたコールドチェーンボックスが利用されることになっている。全ての貨物の取り扱いに関しても注意が払われ、座席が汚れたり、旅客の乗車に影響が出たりすることはないという。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月3日
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