陝西省咸陽市淳化県潤鎮善花村にあるリンゴ模範基地では11月2日、ずっしりと重く、真っ赤に色づいたリンゴが、枝にたわわに実っていた。果物農家はリンゴの収穫作業に忙しく立ち働き、リンゴ園は歓声や笑い声に満ちていた。人民網が伝えた。
同基地は、陝西紅果科技農業有限公司が周辺農民を率いて発展させた高密植わい化栽培果樹園で、面積約100ヘクタールを擁する。産業のモデルチェンジをけん引しているだけでなく、人々が果樹園に関わる業務の技術などを学ぶよう指導している。また、農家117世帯が所有する約6.67ヘクタールの土地を転用し、一人当たり5千元(約9万円)以上の増収を実現している。数年にわたる土壌改良によって、善花村のリンゴ模範基地で栽培されたリンゴの糖度は16度を上回り、その美味しさとジューシーさが売りだ。また、スマート果樹園の発展を積極的に進め、園内の土壌モニタリングや栄養分スピード測定などリンゴの生産管理プロセスにおけるビッグデータ取得を実現し、リンゴ販売のための生産全プロセス管理監督を提供している。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年11月4日