「温室育ち」で家事などは何もしたことがなかったZ世代(1995年代後半から2009年生まれの世代)も、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごすことが多くなったのをきかっけに、食品や野菜に関心を持つようになり、自炊して、落ち着いて日々の暮らしをじっくりと味わうことを覚えるほか、過去と未来についてゆっくりと考える時間ができ、ニューライフを満喫するようになっている。中国新聞網が報じた。
甘粛省蘭州市に住む康迪さんは、経済的に恵まれた家庭で育ち、以前は自炊することはほとんどなかった。しかし、最近、同市で新型コロナウイルス感染拡大が発生し、両親から遠く離れた郊外で隔離されて過ごすことになった。デリバリーサービスも停止されたため、八百屋に行って買い物し、自炊するしかなくなった。「初めはお腹が膨らめばいいという感じだったが、少しずつ料理が楽しくなってきた。料理をするとストレス解消にもなって、とてもいい」と康さん。
康さんは現在、毎晩ショート動画を見て料理の作り方を学び、そのレシピをきちんとノートに書き、注意事項には丸を付けて目立つようにしている。そして、「以前は仕事や友人との付き合いなどに忙しく、夜家に帰ったら寝るだけだった。でも今は、自分に休暇を与えているような感じで、日々の暮らしを楽しむことができるようになった。今後は、両親と一緒に過ごす時間も増やしたい」と感慨深く語る。

蘭州市のあるサラリーマンがSNSに投稿しているレシピ(撮影・閆姣)。
同じく蘭州市で働く「95後(1995-99年生まれ)」の女性・王可さんは、以前ならコスメやスキンケアなどに気を配っていたものの、自宅隔離になってからは、野菜の値段や料理の献立、保存の仕方などに関心を持つようになり、少しずつそれを楽しむことができるようになったという。
王さんは、「都市が『一時停止』して、過去と今後の計画についてじっくり考える時間ができた。これから読書や日記を書く習慣を再開するほか、お金の無駄遣いという悪い習慣を改めて、貯金もしたい。そして、感染拡大が収束したら、家族を連れて旅行に行きたい」と話す。

新型コロナの影響で団地が封鎖されている期間に王可さんが作った料理(撮影・閆姣)。
西北師範大学社会発展・公共管理学院の白列湖博士は、「新型コロナウイルス感染症対策実施期間中、ほとんどの人が自宅で過ごしている。普段は忙しい若者も家族と一緒に過ごす時間が増え、生活感がにじみ出た家庭生活を過ごしている」と分析する。
甘粛農業大学マルクス主義学院の准教授で、心理カウンセラーの田芳氏は、「新しい社会環境と社会関係下で、若者はすぐに環境に適応し、新しい楽しく過ごす方法を見つけている」と話す。
中国各地の多くの若いネットユーザーが、自宅待機期間中に、自由な生活や物思いにふけったり、自分のこだわりなどを披露することで、新型コロナウイルス感染症拡大で静まり返った都市の「内部」に活気をもたらしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月9日
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