六中全会

中国国務院新聞弁公室が白書「中国の民主」発表

人民網日本語版 2021年12月04日14:07

中国国務院新聞弁公室は4日、白書「中国の民主」を発表した。新華社が報じた。

白書は、「民主は、全人類に共通した価値であり、中国共産党と中国の人民が終始確固として維持する重要な理念。ここ100年、共産党は人民民主という旗を高く掲げ、数千年の封建社会の歴史があり、近代に半植民地・半封建社会となった国家において人民が国家の主人となるよう導き、中国の人民は本当の意味で国家、社会、自身の運命の主人となった」としている。

白書によると、中国の民主は、人民の民主であり、人民が国家の主人となるというのが中国の民主の本質、核心だ。全過程が人民の民主で、過程の民主と成果の民主、プロセスの民主と実質の民主、直接的な民主と間接的な民主、人民の民主と、国家の意思との統一を実現し、オールチェーンで網羅的、かつオールカバーの民主、最も幅広く、最もリアルで、最も効果の高い社会主義民主だ。

白書は、「民主は歴史であり、具体的で、発展するものだ。各国の民主は本国の歴史、文化、伝統に根ざしており、本国の人民の実践の模索、知恵の創造により成長し、民主の道は異なり、民主の形態は多種多様だ。民主というのは装飾品でも、飾り付けのために使うものでもなく、人民が解決を必要としている問題を解決するためのものだ。民主は各国の人民の権利であり、少数の国の専売特許ではない」と強調している。

そして、「一つの国家が民主であるかは、その国家の人民が評価、判断するものであって、外部の少数の人があれこれとあら捜しをして評価、判断するものではない。国際社会において、どの国家が民主であるかは、国際社会が共に評価、判断するべきであって、独断的な少数の国家が評価、判断するものではない。民主の実現にはさまざまな方法があり、一括りにすることはできない。単一の定規で世界の豊富で多彩な政治制度を評価したり、単一的な目で人類の多種多様な政治文明を観察したりするということ自体が民主ではない」と指摘している。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月4日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事