風になびく白い長髪に、個性的なヒゲ、そしてクールなサングラス。遼寧省瀋陽市にある瀋陽故宮近辺で清掃員として働く「イケおじ清掃作業員」の楊俊山さん(63)が最近話題を集めている。
サバサバした性格の楊さんは定年退職後、息子や娘がいる北京で老後を楽しむのではなく、清掃作業員として働くことを選んだ。
楊さんは、「このスタイルは若い時からのもの。もしこの見た目で人々が清掃作業という職業に興味を抱いてくれたなら、こんなに嬉しいことはない。清掃作業員は、都市の美容師ともいうべき偉大な職業だと思う。この仕事を辛いと思ったことはないし、自分が動けるうちは、少しでも社会の役に立ちたいと思っている」と話す。
闊達でいながら、温もりを感じさせてくれるこのイケおじ清掃作業員に、ネットユーザーたちは次々と称賛のコメントを寄せている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月15日