
「おはよう北京」に導入されたデジタルヒューマン(左下)
聴覚障害者向けに作り上げられた「冬季五輪手話報道デジタルヒューマン」がこのほど、北京衛星テレビで勤務を開始した。9日に入った情報によると、このデジタルヒューマンは中国初の超大規模スマート情報モデルとバーチャルデジタルヒューマン技術を採用しているという。技術チームが明かしたところによると、今後はこのデジタルヒューマンを全国10大テレビ局、空港、銀行などのシーンにおける応用試行と推進・拡大を推進し、障害者の社会・生活への平等な参加に向けたバリアフリーな環境を作り、テクノロジーにより多くの温もりを持たせる。北京日報が伝えた。
冬季五輪手話報道デジタルヒューマンはすでに北京衛星テレビのニュース番組「おはよう北京」に正式に導入され、冬季五輪の報道に参加している。
冬季五輪手話報道デジタルヒューマン技術責任者の杜冀中氏は、「冬季五輪手話報道デジタルヒューマンシステムは、超大規模のプレトレーニングモデルを中核技術に、報道の音声をリアルタイムで相対的に簡素な手話に変えるとともに、手話の慣習に合う語順を合わせる。高精度かつ非常に自然な人物のイメージ、手話の動作・姿勢を実現するために、研究開発チームは手話担当者の身体動作、表情、指のマルチモード同時収集システムを独自に構築し、関連データをバックグラウンドに集めてから、デジタルヒューマンの学習に供する」と述べた。
中国で現在、整った手話の言語資料データが不足しているため、研究開発者は40数人の視覚障害者の教師及び手話専門家を招き、手話テキストの書き写しと技術指導及び広範囲の視覚障害者の評価を行い、最終的に国家共通手話規範に合致する中国最大規模のマルチモード手話言語資料バンクを構築した。語彙と語句の総数は10万を超える。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年2月10日
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