深セン地下鉄20号線がこのほど開通した。テクノロジーモデル路線として、複数の先端テクノロジーが導入されている。うち広州麦侖情報科技有限公司が提供した非接触式手のひら静脈識別システムにより、乗客は駅に入り乗車する際にカードをかざす、現金を支払う、決済コードをスキャンする必要がなく、手のひらをかざすだけで通過できる。科技日報が伝えた。
大量の画像スマート分析による計算力の蓄積に基づき、非接触式手のひら静脈識別システムはFVR(Full-hand Vein Recognition)人の手脈絡識別技術を通じ、複雑な「人の手の脈絡」の微小特徴を「オリジナルコード」にすることで、通過する人を簡単に見分けることができる。同システムには「一対一の正確な実名認証」という優位性があり、常態化新型コロナ感染対策の中での乗客の情報登録が容易で、かつ正確なトレーサビリティが可能だ。安全で健康的な公共環境の構築にプラスだ。また同システムは0.3秒のスピード識別を実現し、地下鉄の利用者が多く速やかに駅に入れないことによる混雑を効果的に回避し、大規模な利用者の使用の需要をサポートする。
利用者は現在、初めて地下鉄に乗車する時に手のひら静脈登録を行うだけで、手をかざし0.3秒で通過できるようになり、1回の登録でコード、カード、現金、証明書の代わりに長く使用できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月21日