国防部(省)の24日の定例記者会見で、譚克非報道官が台湾地区に関する質問に答えた。
【記者】台湾メディアの報道によると、「台湾軍」は春節(旧正月、2022年は2月1日)期間に各種訓練及び即応任務を実施した。台湾「陸軍」は即応偵察パトロール任務及び各種即応訓練を実施し、「海軍」艦艇は海上情勢を厳しく監視・制御し、「空軍」は解放軍機による春節期間の台湾「南西空域」への持続的進入に対処する緊急発進を行った。台湾メディアは最近、解放軍の哨戒ヘリコプターが「初めて台湾周辺を飛行した」とも騒ぎ立てた。この事についてコメントは。
【譚報道官】民進党当局は外国勢力を頼みに自らの目的を達成しようとし、様々な形で「独立」を図る挑発を行い、両岸の対立と対抗を高め続けている。これは台湾海峡の平和と安定が脅かされている根本的原因であり、台湾同胞の幸福に深刻な危害を及ぼす災いの元でもある。解放軍が台湾島周辺海空域で各軍兵種を組織して、艦艇・航空機による常態的な巡航・警戒パトロールなどの行動を実施するのは、「台湾独立」分裂勢力の増長する気炎と「独立」を図る行為を断固として叩くためである。「台湾独立」の挑発が1日でも止まなければ、中国人民解放軍は国家の主権及び領土的一体性を守る行動を一刻も停止するわけにいかないし、停止することもあり得ない。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年2月25日