順豊航空の貨物機・ボーイング757-200型が今月19日夜、湖北省の鄂州花湖空港の西側滑走路に着陸し、同空港の試験飛行が無事成功した。新空港の試験飛行に貨物機が採用されるのは中国ではこれが初めてのことだ。新華社が報じた。
今回の試験飛行では、鄂州花湖空港の航空交通管制やグランドハンドリング、緊急時対応といった総合保障能力の全面的なテストが実施された。同空港が6月末に予定通り開港するうえで重要な意義を持つテストとなる。
鄂州花湖空港は、アジアで初めて、世界でも4ヶ所目となる貨物専用空港で、2025年には旅客数延べ100万人、郵便・貨物取扱量245万トンまで成長する条件を満たすように設計されている。完成後、武漢天河空港と共に、湖北省の航空「旅客・貨物ダブルターミナル」を形成することになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年3月21日