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ボイスレコーダーとみられるブラックボックスを回収 東方航空旅客機墜落事故

人民網日本語版 2022年03月24日14:58

東方航空MU5735便墜落事故国家緊急対策指揮部の第3回記者会見で、23日午後4時30分ごろ、墜落地点から東南に約20メートル離れた表層土壌で、事故機に搭載されていた2つの「ブラックボックス」のうちの1つを回収したことが明らかにされた。現場の調査チームによると、発見されたブラックボックスの外側は激しく損傷し、データ記録装置に関してもある程度の損傷が認められたものの、比較的完全な形で残っていた。現段階で、このブラックボックスはコックピットの音声を記録したコックピットボイスレコーダー(CVR)ではないかとみられている。

中国民用航空局航空安全弁公室の朱涛主任は、「ブラックボックスを回収した同日夜には、解析のために北京の専門機関に送った。ブラックボックスに残された全データをダウンロード・解析するにはある程度の時間を要する。データ記録装置が損傷していた場合、解析に要する時間はより長くなる。解析されれば、事故原因の特定のための重要な証拠となるだろう」としている。

また調査チームは、事故原因の全容を解明するための重要な手がかりを得るため、もう1つのブラックボックスであるフライトデータレコーダー(FDR)の回収に全力で取り組んでいる。

広西壮(チワン)族自治区消防救援総隊の鄭西・総隊長は、記者会見において、「23日午後7時の時点で、消防救助チームは、面積計4万6千平方メートルの捜索を行い、機体残骸と遺体の一部を発見し、すでに調査チームに引き渡した」と説明した。

「人民網日本語版」2022年3月24日

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