中国地質大学(武漢)長江科学考察先発チームの張永隊員一行はこのほど、青蔵(青海-チベット)高速道路日阿尺曲一帯で地質調査を行っていた際に、赤色土壌の山脈を発見した。これは、青蔵高原国道109号線沿線の壮大な地形景観となっている。この山脈は、白亜紀後期のカルシウムが付着した粉末、細かな砂岩、古第三紀の赤紫色やレンガ色の複数の礫岩で構成されており、東西方向に伸び、両側の斜面は非対称(南斜面は急で北斜面は緩やか)で、地層の断面がはっきりと露出していた。人民網が伝えた。
同地形の発見によって、青海省に国際生態観光目的地としての地質多様性の公園景観が追加されただけではなく、科学研究上の重要な意義ももたらされた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年6月24日