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広東・香港・マカオ大湾区で「1時間生活圏」がほぼ完成

人民網日本語版 2022年06月21日14:33
広東・香港・マカオ大湾区で「1時間生活圏」がほぼ完成
建設が進む深中(深セン‐珠海/中山)通道伶仃洋大橋(撮影・陳驥旻)。

最高時速160キロで走行する広州地下鉄18号線に乗ると、約30分で広州市南沙区万傾沙鎮から市の中心部にある冼村に到着し、広州南駅から広深港(広州-深セン-香港)高速鉄道に乗ると47分で香港西九龍駅に到着することができる。深江(深セン-江門)鉄道珠江河口トンネル建設工事では深さ100メートルの海底をシールドマシンが全速力で掘り進んでいるといったように、鉄道建設はすさまじい勢いで進められ、大湾区の鉄道運行距離は2500キロメートルに近づき、同エリアの「1時間生活圏」がほぼ完成されつつある。中国新聞網が伝えた。

大湾区の水上「1時間生活圏」の建設も加速している。広州港内港港区琶洲香港・マカオ旅客ターミナル埠頭プロジェクト第1期がこのほど竣工し、検収を終えた。開港すると、琶洲から香港国際空港やマカオ市街地まで、約120分で直行可能となる。今後、同プロジェクト第2期では、広州中心部と香港・マカオ地区を結ぶ水上高速旅客輸送ラインが運航されていない状況を補う目的で、琶洲と香港地区市街地を結ぶ水上輸送ラインを増便する計画という。

珠江の河口エリアには、2035年までに、川を横切る14本の高速道路・鉄道が完成し、高速鉄道・都市間鉄道・高速道路を中心とするマルチ高速輸送システムが形成され、大湾区における交通網の緊密化がいっそう促される見込み。(編集KM)

「人民網日本語版」2022年6月21日

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