孔鉉佑駐日大使「中日は両国関係の正しい発展の方向を把握すべき」

人民網日本語版 2022年07月28日14:45

中国の孔鉉佑駐日大使は27日、中国人民解放軍建軍95周年の祝辞を発表した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

孔大使は「8月1日は中国人民解放軍建軍95周年記念日であり、私は謹んで中国人民解放軍に祝意を表する。現在、中国の軍隊は『習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想』を指針とし、『習近平軍強化思想』を深く貫徹し、中国の特色ある軍強化の道に沿って、新時代における党の軍強化目標の実現に向けて、人民の軍隊を世界一流の軍隊へと全面的に強化すべく前進している。中国は引き続き、平和を愛する全ての国や人々と共に、対立ではなく協力を堅持し、閉鎖ではなく開放を堅持し、互恵・ウィンウィンを堅持し、ゼロサムゲームをせず、覇権主義とパワー・ポリティクスに反対し、歴史の車輪が明るい目標に向かって前進する後押しをしていく」と指摘。

「今年は中日国交正常化50周年であり、両国関係発展の歴史における重要な節目だ。国交正常化は、中日両国に50年間の平和をもたらした。その間、中日関係は風雨や曲折を克服し、著しい発展を実現し、両国民に確かな利益をもたらしただけでなく、地域と世界の安定・発展にも重要な貢献を果たした。我々はこの局面を一層大切にする必要があるし、この中から経験を総括し、知恵を汲み取るべきだ。現在、中日関係は複雑かつ厳しい情勢に直面し、再び歴史の岐路に立っている。双方は国交正常化50周年という重要な契機をしっかりと捉え、中日間の4つの基本文書と両国首脳間の重要な共通認識を指針として堅持し、両国関係の正しい発展の方向をしっかりと把握し、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を深め、人的・文化的交流を拡大し、摩擦と溝を管理・コントロールし、建設的な二国間の安全保障関係を構築し、両国関係を共同でしっかりと維持し、揺るぎないものにし、発展させ、次の50年間の中日関係を、より成熟し、安定したものにする必要がある」とした。

また「新たな歴史的出発点に立ち、双方が常に友好の初心を胸に刻み、共に歩むという信念をしっかりと抱き、共に努力をしさえすれば、必ずや困難を克服し、チャンスを捉え、中日の平和・友好・協力の新たな章を記すことができる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年7月28日

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