プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが29日夜、中日国交正常化50周年の記念式典にゲストとして登場した。羽生さんは、「中日両国がより互いに理解し合うきっかけになりたい。今後も4回転半ジャンプに挑戦していく」と語った。
羽生さんは、「このような式典に参加できて、本当にうれしく思っています。今年の2月、僕は北京五輪に出場するために中国に行きました。中国の方々の親しみやすさと、温かさに触れてきました。とても感動しましたし、みなさんの応援に背中を押していただきました。(中略)よりお互いが理解しあって、交流が増えるように、そのきっかけになれたらいいなと思います」と挨拶した。
羽生さんは、フィギュアスケート男子シングルで、2014 年と 2018 年の冬季五輪2大会連続優勝を成し遂げ、北京大会では第4位だった。今年7月19日、東京都内で記者会見を開き、競技大会への出場をやめ、プロのフィギュアスケーターに転向すると発表した。
羽生さんは、「今後も4回転半ジャンプに挑戦し、日本と中国の方々にも最高の演技を届けられるように頑張っています」と語った。そして、「明日のために、未来のために、私たちのために、そして、私たちの次の世代のために一緒に頑張っていきましょう。頑張りましょう。加油」と締めくくった。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年9月30日