(画像はライブ配信のスクリーンショット)
学術出版大手のシュプリンガー・ネイチャーと清華大学産業発展・環境ガバナンス研究センターは19日、2022年のグローバル・イノベーション・ハブ指数(GIHI)に関する報告を発表した。同報告によると、今回は北京が初めてロンドンを抜いて3位になったほか、中国から粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)と上海がトップ10入りし、それぞれ6位と10位だった。中国新聞社が伝えた。
今回のランキング上位10位に並んだのは上から順に、ニューヨーク、ロサンゼルス-サンノゼ、北京、ロンドン、ボストン、粤港澳大湾区、東京、ジュネーブ、パリ、上海。
同報告によれば、世界の異なる地域の科学ハブとイノベーションエコシステムをめぐる差別化競争が激化している。そのことは次の点に現れている。米国の都市は科学技術のヒューマンリソース、知識創造、開放と協力、イノベーション支援に優れている▽欧州の都市は公的サービスとイノベーション文化において優位性がある▽アジアの都市は科学研究機関と科学のインフラで際立っており、今、世界のイノベーション構造が多極化とグリーン・低炭素の方向へ発展するよう推進している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年12月20日