中国の孔鉉佑駐日大使は10日、東京で開かれた「中日韓青少年交流ネットワーク」の立ち上げ式典に招待を受けて出席し、3ヶ国の青年の代表と懇談した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
孔大使は「中日韓の青年交流の推進は現在に成果を挙げ、長期にわたり効果のある事業であり、3ヶ国間の協力の成果を決定する重要な要素でもある。3ヶ国の青年の代表が本日、気候変動、青年の就職、国民感情などの面で青年間の交流を促進する考えを分かち合い、多くの良い提言を行ったことは、豊かに思考を巡らせ、夢を追求するという青年の特徴を十分に体現するものだ。中日韓はすでにカーボンニュートラルの目標を打ち出し、省エネ・環境保護、循環型経済などの協力体制を構築した。青年達がより多くこれに参加し、3ヶ国の気候変動対策や持続可能な発展の実現に貢献することを期待する。新型コロナウイルス感染症のパンデミックと経済的低迷の影響を受けて、青年達の直面する就職状況は厳しくなり、『ニート』やスロー就職(しばらく就職を先送りにすること)などの現象が生じている。今後3ヶ国の協力が青年の就職を検討課題として盛り込むことは、青年達の現実的問題への注目と解決を得る助けになる。近年の3ヶ国の国民感情の調査結果は満足のいくものではないが、国家間の関係には非常に豊かな意味があり、青年達は独立思考を保ち、見解の相違を乗り越え、直接接触し、互いの国を直に知って、3ヶ国の将来に対して責任を負う使命感をもって対話と交流を行い、理解と相互信頼を増進する必要がある」と述べた。
「中日韓青少年交流ネットワーク」は中日韓協力事務局が立ち上げた新たな交流プラットフォームで、3ヶ国の青年が学び、交流し、共に成長するために貢献することを旨としている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年2月13日