外交部(外務省)の19日の定例記者会見で、インドの人口が年内に中国を抜くとの国連の推計に関する質問に汪文斌報道官が答えた。
【記者】国連が最新の報告で、インドの人口が年内に中国を抜くとの推計を発表したことについて、外交部としてコメントは。
【汪報道官】一国の人口ボーナスは規模を見ると同時に、それ以上に質を見る必要がある。人口を見ると同時に、それ以上に人材を見る必要がある。中国の14億人余りの人口のうち、9億人近くが生産年齢人口であり、その平均就学年数は10.9年に達し、新規就労者の就学年数にいたっては14年に達している。中国は人口の高齢化に積極的に対処する国家戦略を実施し、「三人っ子政策」及び関連する支援措置を推進して、人口動態の変化に積極的に対処している。李強総理が指摘した通り、中国の「人口ボーナス」は消失しておらず、「人材ボーナス」が形成されつつあり、発展の原動力は依然として力強い。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月20日