外交部(外務省)の7日の定例記者会見で、趙立堅報道官がG7外相声明に関する質問に答えた。
【記者】G7外相はこのほどドイツで発表した共同声明で、「可能かつ我々の利益になる分野で、中国と建設的な協力を行う」とした。また、中国に対し、紛争の平和的解決、威嚇または武力の行使の回避に関する国連憲章の原則を遵守するよう促した。声明は、台湾地区、香港特別行政区、新疆、西蔵(チベット)関連など中国の内政問題にも言及した。この声明について、中国側としてコメントは。
【趙報道官】香港特区、新疆、台湾地区など関連の問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ。G7外相会合のいわゆる共同声明は、中国側の厳正な立場と客観的な事実を無視し、中国の内政に粗暴に干渉し、悪意をもって中国を中傷し、中国のイメージを毀損した。これに対し、中国は強い不満と断固たる反対を表明する。
中国は国連憲章実行の模範であり、真の多国間主義を実践している。中国は一貫して、国際社会がグローバルな試練に共同で対処し、人類運命共同体を構築する後押しをするべく尽力している。我々はG7に対して、冷戦思考とイデオロギー的偏見へのこれ以上の固執を止め、他国への内政干渉を止め、嘘やでたらめな理屈を繰り返すことを止め、地域の摩擦を煽り、陣営間の対立を作り出すことを止め、グローバルな協力に有利な条件を創造するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月8日