中国ラオス鉄道は開通から1年で目覚ましい成果

人民網日本語版 2022年12月06日14:24
中国ラオス鉄道は開通から1年で目覚ましい成果

外交部(外務省)の5日の定例記者会見で、中国ラオス鉄道が開通1周年を迎えたことに関する質問に毛寧報道官が答えた。

【記者】中国ラオス鉄道が先日開通1周年を迎えた。開通1周年にあたり、中国ラオス鉄道初の果物輸送用コールドチェーン特別列車が運行し、タイやラオスなどASEAN諸国の良質な農産物の対中輸出が本格的な鉄道輸送時代に入った。この事について、中国側としてコメントは。

【毛報道官】中国ラオス鉄道は正式な開通から1年で、24の貨物・旅客駅を開設し、延べ850万人以上の旅客、1120万トンの貨物を輸送し、輸送する商品の種類も10数種類から1200種類以上に増え、目覚ましい成果を挙げた。12月3日には、中国ラオス鉄道初の果物輸送用コールドチェーン特別列車が運行し、ラオス、タイ、ミャンマーなど東南アジア諸国の良質な農産物が、迅速な通関、国際貨物輸送の大規模化という中国ラオス鉄道の強みによって、より安全かつ迅速に中国市場に流通するようになった。

これと同時に、中国タイ鉄道の建設の着実な推進に伴い、中国ラオス鉄道はタイの鉄道システムとの相互接続を加速しており、インドシナ半島を貫く鉄道の大動脈が形成されつつある。今後、鉄道分野を重点とする中国・ラオス・タイの3国間協力は、実質的に準地域の発展水準へと高められ、国際物流のゴールデンルートとしての役割が一層顕著になるだろう。

先月、習近平国家主席はラオス、タイの首脳とそれぞれ、中国ラオス鉄道の総合的効果のさらなる発揮、中国タイ鉄道の建設加速、中国・ラオス・タイ間の鉄道協力の強化について、重要な共通認識に至った。中国はラオス、タイ双方と引き続き上層部の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、鉄道の建設と運営・保守を加速し、3ヶ国を結ぶ鉄道が沿線の人々に幸福をもたらし、「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設にさらなる貢献を果たすようにする。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年12月6日

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