習近平国家主席は2013年3月22日、モスクワでロシアのプーチン大統領と会談した。この際、プーチン大統領は1950年2月15日付「プラウダ」を習主席に贈った。金色の額縁に収められたこの歴史感溢れる新聞は、両国の交流史の重要な瞬間を記録していた。
1950年2月14日、同じくモスクワのクレムリン宮殿で、毛沢東とスターリンは「中ソ友好同盟互助条約」の調印に立ち会った。これは新中国が成立後初めて外国政府と締結した平等条約であり、毛沢東は「偉大な歴史的意義を持つ新たな中ソ条約によって、両国の友好関係は打ち固められた」と評価した。翌日、「プラウダ」はこの出来事を一面トップで報道し、調印式の写真も掲載した。そして63年後、この特別な意義を持つ新聞は、ロシアからの贈り物として習主席に手渡された。
2013年3月22日、習近平国家主席はモスクワのクレムリン宮殿でプーチン大統領の催した歓迎式典に出席した(撮影・蘭紅光)
友好国から建設的パートナーへ、戦略的協力パートナーから包括的・戦略的協力パートナーへ、さらに新しい時代の包括的・戦略的協力パートナーへ。現在、中露関係は歴史上最良の時期にあり、新型の国際関係の模範となっている。習主席は「過去、現在、将来のいずれにおいても、中露は共に引っ越すことのできない良き隣人、離れ離れになれない真のパートナーだ」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年6月2日