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人民網日本語版>>経済

国際大作映画に「中国的要素」 中国の潜在力反映

人民網日本語版 2016年02月02日08:30

中国・米国合作のアニメーション映画「カンフー・パンダ3」が1月29日、中米で同時公開された。主人公ポーに再会した中国の観客達は、ポーがさらに「中国化」したことに驚きと喜びの声を上げた。口の形などは完全に中国の普通の人と同じように「オーダー」されている。新華社が伝えた。

専門家は、国際映画にますます多くの「中国的要素」が注入されるようになっており、ここから中国の巨大な消費市場のもつ潜在力がうかがえる。経済の下方圧力に直面して、中国は今、世界の投資と消費の新たな「争奪戦の場所」になりつつあるとの見方を示す。

2011年に公開された「カンフー・パンダ2」にも中国的要素はみられた。麻婆豆腐、担担麺、道教文化などが登場し、ポーの誕生の秘密は四川省の実在の山・青城山にあるとされていた。

ここ数年、国際大作映画に中国的要素を埋め込むのは、珍しいことではなくなった。「2012」では人類を救う方舟が「メードインチャイナ」だったし、「トランスフォーマー」は重慶と香港を重要なロケ地にし、中国スターの范氷氷や李氷氷らが「アイアンマン」などの作品に出演している。

専門家は、「ますます多くのハリウッド大作に中国的要素が入るようになり、世界のビジネスマンたちの間で中国市場をめぐる戦いが白熱していることを物語る」と話す。米国の映画製作会社のパートナーのロバート・ケーンさんは取材に答える中で、「中国は今や世界2位の映画興行収入市場であり、ハリウッドがこれから『一番に攻める市場』になる」と述べた。

中国との協力を強化し、製品を中国市場と関連づけることは、ビジネスマンの投資の一つのトレンドになっている」。米コンサルティング大手マッキンゼー・アンド・カンパニーのグローバルシニア取締役のゴードン・オールさんは、「中国には世界トップクラスの映画館がたくさんあり、最先端のIMAXスクリーンも多く、最新のハリウッド映画や国産映画を上映でき、中国の消費者には必ず受け入れられるだろう」と話す。


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