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<北京のお気に入り>歴代の皇帝が見た風景を一望できる場所

人民網日本語版 2014年09月18日08:44

景山公園から見える美しい夕陽 (写真提供:寺崎秀俊さん)

北京を代表するビュースポットと言えば、やはり景山公園がまっ先に挙がるだろう。故宮の真北に位置する景山の山頂からは故宮の全景が間近に一望できる。それは、北京ならではの格別なもので、見る人を圧倒させる光景だ。特に夕陽が沈む景色が有名で、黄金色の故宮の屋根が夕陽に照らされて輝く様は非常に幻想的で美しい。この時間帯になると夕陽を撮影しに多くの地元の写真愛好家が集まってくる。

元、明、清の時代に皇室の庭園だった景山公園は、すでに800年の歴史を誇る。景山は、横一列に並ぶ5つの峰からなり、万春亭という東屋が建つ、最高地点の中央の峰は、高さ44.6メートル。元の時代の宮城を取り壊した際に出た瓦礫と新しく造営された紫禁城の堀の土砂で作られたという人工山だ。風水では北方から邪気がやってくると信じられており、故宮を守るために真北に造られたという。

景山公園の歴史遺産の中でも特に有名なのが明朝の最後の皇帝・崇禎帝が槐樹に腰帯をかけ縊死したという「崇禎自縊処」。1644年に李自成率いる反乱軍が北京城内に攻め入ると、崇禎帝は自らの手で皇后や王子を殺害し、身辺に残っていた宦官1人を携えて景山に逃げ込み、東の麓にある槐の木で縊死したという。当時の槐樹は文化大革命の時に近衛兵に伐採され、現在ある槐樹の老木は1981年に移植されたものだ。

この景山公園を北京のお気に入りとして推薦してくれたのは、日中間の地域交流の促進を図るなど、日本の「地方自治体版大使館」と称される自治体国際化協会(クレア)北京事務所の所長を務める寺崎秀俊(46)さんだ。


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