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中国、20年までに高速鉄道3万キロ、大都市カバー率80%へ

人民網日本語版 2018年01月04日10:42

2017年12月6日午前8時22分、西安北駅から南に向かって出発する高速鉄道車両D4251号。西安と成都を結ぶ高速鉄道が正式に開通した。(撮影・張遠)

中国では「四縦四横」の高速鉄道網の建設が計画より早く進み、運営がスタートしているが、今後数年、さらに遠い将来、中国ではどのような鉄道網を体験できるようになるのだろう?中国鉄路総公司共産党組織委員会の書記を務める、陸東福・総経理は2日、北京で開催された業務会議でその青写真を描いた。中国新聞網が報じた。

陸総経理によると、2018年、チケットのオンライン予約サービスの提供、電子チケットの導入を検討し、高速鉄道網とインターネットを組み合わせたサービスを構築したい計画だ。また、20年までに、高速鉄道の営業距離を約3万キロ、大都市のカバー率を80%以上にまで引き上げ、35年までに最先端の整備された現代化鉄道網を構築したい考えだ。

17年に「四縦四横」が前倒しで完成

17年の鉄道業務を振り返り、陸総経理は、「鉄道建設は秩序立てて進められており、3038キロの建設が新たに始まった。『四縦四横』は計画より早く完成し、運営が始まった」と成果を強調した。

17年末の時点で、中国全土の鉄道の営業距離は計12万7000キロに達し、うち高速鉄道は2万5000キロと、世界の高速鉄道の66.3%を占めるようになった。また、鉄道の電気化率、複線化率はそれぞれ、世界1位と2位になっている。

中国の新型高速鉄道列車「復興号」が時速350キロでの運行を実現したことは注目に値する。蘭渝鉄道(甘粛省蘭州市-重慶市)、西成高速鉄道(陝西省西安市-四川省成都市)が開通し、秦嶺山脈、巴山に囲まれた盆地から成都への道は古代から「難所」とされてきたものの、それが解決された歴史的成果となった。

その他、オンラインでのチケット販売が全体の70%を占めるようになり、徹夜で長蛇の列を作って列車のチケットを買うという光景は過去のものとなった。


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