中国の大ヒット歴史ドラマが日本上陸 「宮廷の諍い女」
中国の人気女優・孫儷(スン・リー)が主演し、中国で大ブームとなった清朝の雍正帝の後宮を描いたドラマ「宮廷の諍い女」(原題:後宮甄◆伝)が米国で放送されるというニュースが先日話題となったが、このほど日本語版がBSフジで放送されることになった。「長春晩報」が伝えた。
98年に放送された台湾・大陸部合作テレビドラマ「還珠姫 - プリンセスのつくりかた- 」(原題:還珠格格)も当時、日本や韓国、東南アジアの各国で放送され、現地で幅広く人気を博した。しかしその人気はアジア地域に限定されていたのに対し、「宮廷の諍い女」は中国と台湾で爆発的人気を博した後、全6話に再編集され、米国HBOで放送されることが決まった。このニュースは中国の時代ドラマとして新しい歴史を作ったと見なされ、ファンたちを大いに喜ばせた。ヒロインを演じた孫儷も興奮を隠しきれないようで、「花盆底靴を履いた宮廷の女性たちが英語で舌戦を繰り広げるシーンを楽しみにしている」と語っている。
「宮廷の諍い女」は、18日に第1話がBSフジで放送された。全76話のドラマは3部構成に分かれ、最終的に10月に放送が終わる予定だという。
一方、本家・中国のネット上でもこのほど日本語版の予告編が公開された。オリジナル版の優雅で物静かな雰囲気とは大きく異なり、低く重厚な声による日本の予告篇のナレーションが話題となり、最近ネット上ですさまじい勢いで転送されている。(編集MZ)
◆は女へんに「環」のつくり
「人民網日本語版」2013年6月24日