台湾映画「失魂」が第86回アカデミー賞外国語映画賞に出品
鐘猛宏(チョン・モンホン)監督の力作「失魂」が2014年の第86回アカデミー賞外国語映画賞部門に出品される。中国新聞網が台湾地区中央社の情報として伝えた。
2014年の第86回アカデミー賞外国語映画賞部門に参加する「失魂」の審査員の推薦理由は「監督は正確な場面切り替えで、孤立し閉鎖された環境内での精神的な苦境や逸脱した行為を描き、暴力と人間の弱さを映画で表現している」となっている。
鐘猛宏監督は感謝の意を表すと同時に、映画がまだ上映中であることを語り、劇場に行って観賞してくれるよう呼びかけている。「失魂」は釜山映画祭や東京映画祭にも出品され、張孝全(ジョセフ・チャン)の父親役を演じた王羽(ジミー・ウォング)も招待されて出席している。王羽は韓国の映画ファンに人気が高く、釜山映画祭の主催者側は王羽の快適な滞在を保証するため、ホテルのベッドの高さにまで気を配ったという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月18日