国家公園 (2)
2、金殿国家風景名勝区
金殿名勝区は国家AAAA級風景区で、昆明東北の鳴鳳山に位置する。明代には「鸚鵡春深」、清代には「鳴鳳勝境」と呼ばれた。
太和宮金殿は明万歴三十年(1602年)に建設され、レンガ造りの紫禁城、銅で鋳造された真武殿がある。清康熙10年(1671年)、呉三桂が銅殿を再建し、重さ250トンの中国最大の銅殿である。山の頂の鐘楼に吊られている明永楽21年(1423年)の銅鐘は、重さ14トンで雲南一の古鐘だ。「神州第一銅殿、青銅文化名園」として全国重点文物保護単位に指定されている。
昆明園林植物園は敷地面積600ムー(1ムーは約6.67アール)、茶花園、ツツジ園、温室区等の12の園区に分かれ、観賞植物2500種以上が栽培されている。多くは雲南独特の野生の観賞植物で、園林科研所の植物科学研究と科学知識普及教育の基地である。