中国共産党中央政治局の審議・認可を経て、「北京・天津・河北共同発展計画綱要」が印刷・配布された。北京・天津・河北共同発展指導チーム弁公室の担当者は8月23日、記者からの関連質問に対し、北京・天津・河北の全体的な位置づけとして、▽首都を中心とした世界レベルの都市群▽地域全体の共同発展改革をけん引する地域▽全国革新駆動経済成長の新エンジン▽生態修復・環境改善モデル地域--を挙げた。
北京、天津、河北省都市間鉄道投資公司の郝偉亜・董事長によると、将来的に、北京、天津、河北省は、27の都市間鉄道で繋がり、その総延長は3796キロになる計画。京唐都市間鉄道(北京-河北省唐山市)と京浜都市間鉄道(北京‐天津浜海新区)が年内に着工する予定のほか、河北省廊坊市と涿州市を結ぶ廊涿都市間鉄道、北京首都国際空港と新空港を結ぶ連絡線も来年年末までに着工する見込みだ。
中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯通(チャイナ・ユニコム)の3大通信キャリアは27日、北京市、天津市、河北省のエリア(京津冀)における携帯電話の長距離電話・ローミング料金を廃止した。新たな料金計算ルールでは、利用者が3省市内にいて3省市に属する電話番号にかけた場合、また3省市に属する電話番号からかかってきた場合、いずれも番号の所属地を基準にして料金が徴収されることになる。