2015年8月4日  
 

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北京、天津、河北省の一体化が市民にもたらすメリット (2)

人民網日本語版 2015年08月04日12:55

通信費:3地域での携帯ローミング料廃止へ

最近、北京、天津、河北省の間では、8月1日から、携帯電話のローミング料が徴収されなくなるとの情報が注目を集めている。

中国工業・情報化部(省)のデータによると、実際にローミング料の徴収が廃止となれば、中国移動(チャイナ・モバイル)の利用者1億人以上に益が及ぶことになる。

教育・就職:3地域で平等な就職実現へ

北京市人的資源・社会保障局の張祖德・副局長によると、北京の戸籍を持っており、北京で全国大学統一入学試験を受けた人は、他の都市の大学を卒業して、北京に戻って就職する際、何の障害もなくサポートを受けることができる。 また、北京以外の都市の戸籍を有し、北京の大学を卒業した後、同地で就職する人についても、「制限を受けない」という。

北京市は今後、3地域において壁のない就職公共サービス構築を目指し、戸籍によって就職条件に差が出る現状を打破したい考え。「そうなると、北京、天津、河北省では、統一された人的資源市場において、効果的に追跡を行うことができる」。

レジャー関連:3地域の文化資源共有へ

北京市文化局の陳冬局長は、北京、天津、河北省の文化協同発展戦略と実施について、「3地域の文化的習慣は似通っており、今後、資源の共有、政策の共有が実現し、共同の文化ブランドを構築できるだろう。また、チケットの割引制度など、文化関連の優待政策適用範囲が拡大し、一層多くの市民が文化生活の面でメリットを受ける」としている。


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