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年内着工を目指す北京―天津第2都市間鉄道「京浜城際」

人民網日本語版 2015年06月08日14:46

北京市発展改革委員会(発改委)の劉伯正・副委員長は7日、「北京・天津・河北エリアは今後、都市間鉄道を中心とした交通システムの構築を目指し、『一時間交通圏』の目標を達成する。京唐城際鉄道(北京-唐山都市間鉄道)は年内に着工する見込みだ。また、北京と天津を結ぶ2本目の都市間鉄道『京浜城際』も、年内着工に向け全力を尽くす」と述べた。人民日報が報じた。

「京浜城際高速鉄道」は、北京を出発し、河北省香河県と天津市宝坻区を経由し、南部の浜海に達する。このうち、北京-河北香河-天津宝坻区間は、京唐城際鉄道の一部にもなる。

北京・天津・河北協同発展の先行分野である交通システムの整備は、率先してブレイクスルーを実現する必要がある。国家発改委は今年5月、「交通運輸が経済社会発展を支援・牽引する上でより良い役割を発揮するための意見」を発表した。同意見では、北京―覇州鉄道や北京新空港軌道交通快速線など一連のプロジェクトの推進、北京―唐山都市間鉄道の敷設、天津-石家荘鉄道や天津-承徳鉄道の敷設検討などの計画が取り上げられており、「軌道上の北京・天津・河北エリア」建造を目指す。

2008年8月1日、京津城際鉄道(北京-天津都市間鉄道)が正式に運行を開始した。快速・便利・高効率・安全・大容量・低コストなどのメリットを備えた都市間鉄道は、これから当面の間、北京・天津・河北交通一体化戦略の重点分野となると見られる。

北京・天津・河北3地域と中国鉄道総公司は、総額100億元(約2千万円)を出資し、「京津冀城際鉄路公司(北京・天津・河北都市間鉄道公司)」を設立した。同社の設立により、行政区画を境界線とする従来のインフラ投資建設パターンに新たな突破口が開き、統一的な都市間鉄道ネットワークの構築に利益をもたらし、投資主体が一丸となって牽引する地域交通一体化という目標が実現する見込み。

北京市発改委の劉伯正・副委員長は、「道路ネットワークの分野では、北京・天津・河北エリアは、断絶した高速道路網を繋ぎ、国道や省道など幹線道路での断絶状態の問題を解決し、北京・天津・河北の住民の行き来がいっそう便利になるよう尽力する」と述べた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年6月8日

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