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国籍を変えて活躍する中国出身のアスリートたち

国籍を変えて活躍する中国出身のアスリートたち

 中国女子バスケットチームのセンターとして活躍し、その後日本国籍を取得した杉山美由希選手(旧名・李明陽)がこのほど、国際バスケットボール連盟(FIBA)の裁定により、日本国内公式リーグ戦の参加資格が正式に認められたことで、中国バスケットボール協会が猛抗議。中国の話題をさらっている。しかし、世界のスポーツ界を見ると、国籍を変えて国際試合に参加している中国出身の選手は、杉山選手が初めてではない。中には、中国のやり方に異議を唱え、半ばけんか別れになってしまった選手もいれば、五輪出場の夢を実現させるために海を渡った選手もいる。以下に、国籍を変えて活躍した中国出身の選手9人を紹介する。環球網が報じた。

 ■八百長拒否し来日した卓球の小山ちれ選手

 小山ちれ(旧名・何智麗)さんもかつては、世界ランキング1位の中国の優秀な卓球選手だった。事件は、1987年の世界卓球選手権ニューデリー大会で起きた。準決勝で同じ中国のカットマン・管建華との対決の前、小山選手に対して、上層部から管建華を勝たせるようにと指令が出ていた、しかし、彼女はこれを無視して勝利、優勝を果たした。当時、上層部の支持は絶対的なものだったため、文句なしの成績であったにもかかわらず、小山選手はソウルオリンピック中国代表から漏れるという異例の事態となった。その後89年、小山さんは訪日し、日本人卓球コーチと結婚。92年には、日本に帰化して日本国籍を取得し、93年の広島アジア大会では、当時世界ランキング1位だった中国の選手を破って優勝。中国卓球界に衝撃を与えた。

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