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香港、返還後15年で1万2千人が中国国籍取得

 香港は1997年7月1日に英国から中国に返還され、特別行政区に改編。香港特別行政区政府保安局の黎棟国局長は12日、返還後の約15年間で約1万2千人が中国籍を取得したと明らかにした。中国国営の「新華社通信」のウェブサイトが報じた。

 黎局長は同日、立法会議員の質問に答えた際、「1997年7月から2012年11月、入境事務処(入国管理局)は中国籍取得の申請計15518件を受理し、うち1万2658件を許可した」ことを明らかに。「1293件は許可せず、193件は申請が取り下げられた」。「中国国籍取得の申請者は、主にパキスタン籍やインドネシア籍、インド籍、ベトナム籍、フィリピン籍だった」。

 黎局長によると、基本法の規定に基づき、「中華人民共和国国籍法」が1997年7月1日から、香港特別行政区で実施。国籍法第七条は、外国人または無国籍者が、中国の憲法や法律を進んで遵守し、▽中国人の近い親戚▽中国に定住している▽その他正当な理由がある--のいずれかの条件を満たしていれば、申請、認可を経たうえで、中国国籍を取得できる、と規定している。

 黎局長は、「入境処は個別の情況に応じて、各中国国籍取得の申請認可を考慮する」とし、考慮する要素として、▽申請者が香港居留資格を有する中国公民の近い親戚か▽申請者が香港の居留資格を有しているか▽申請者が香港で長期使用する住居を有しているか▽申請者家庭の主な成員(配偶者や未成年の子供)が香港に住んでいるか▽申請者に合理的な收入があり、自分と家族の生活を維持できるか▽申請者が法律に基づいて納税しているか▽申請者は品行方正で精神的に健全か▽申請者の中国語が十分のレベルに達しているか▽申請者は中国国籍取得後、引き続き香港に居住するか▽申請者に、中国国籍を取得するのに必要な、その他の正当な理由があるか---を挙げた。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年12月14日

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