世銀とIMF、中国経済のモデルチェンジに期待 (2)

　中国政府はクリーンで住みやすい都市の建設に尽力しており、称賛に値する一方で、これは必要な措置ともいえる。2030年には、都市部に住む中国人が10億人に達すると予測されるためだ。

　IMFのラガルド専務理事は記者会見で、次のように述べた。

　比較的緩慢な経済成長率は、中国経済のモデルチェンジに役立つだろう。中国経済の減速に対して懸念を抱く必要はない。

　中国は今年の経済成長率目標を7.5％と定めた。IMFは今年の中国経済成長率を7.6％と予測している。これは悩むべき事柄でも、悪いニュースでもない。7.5％という成長率は決して低くない。様々な現象が、中国経済が健全なモデルチェンジを遂げ、より安定的で、より良い構造の資金的支援を得られる成長に向けて方向転換したことを示している。かつて、中国の信用貸付は主に大規模な投資プロジェクトやインフラ建設に向けられていた。中国の経済成長をけん引する原動力に今後変化が生じ、投資でなく消費に依存するようになることを希望する。我々はこのモデルチェンジの動きに今後も注目していく。（編集SN）

　「人民網日本語版」2013年10月12日