2014年の春運(春節<旧正月>期間前後の帰省ラッシュに備えた公共交通機関の特別輸送体制)が16日に始まった。春運期間は40日で、2月24日まで続く。2014年の北京鉄道局の春運第1便となる旅客列車L603便が16日0時11分、帰省客を一杯乗せて北京駅を出発した。人民網が伝えた。
L603便は北京から重慶へ向かう臨時列車で、0時11分に北京駅を出発して18駅を経由し、31時間34分かけて17日7時45分に重慶へ到着する。
同列車の乗務業務は北京鉄道局北京工務段(鉄道局の業務部門の一つ)の、平均年齢43.8歳の幹部・職員54人が担当する。春運前に客運や列車の乗務知識についての学習と厳しいトレーニングを受け、試験に合格した上で春運の臨時列車の乗務を担当する。
L603便の曹春生・車掌長によると、同便は19車両、定員は1548人だ。列車では石炭を燃料とし、車内の最低温度は16℃に保たれている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月16日