中国初のロボット体験館 上海市でオープン
体験・教育をテーマとする中国初のロボット科学技術文化体験館が、10月11日に上海でオープンした。来場者はロボットのショーを楽しめるほか、自らロボットを製作することもできる。科技日報が伝えた。
ロボットショーの現場では、各種ロボットによる見事なショーが行われていた。これらのロボットは高さ約30センチほどで、外観はトランスフォーマーに似ている。グループによる歌やダンスなどの文芸ショーの他にも、ボクシング、重量挙げ、ゴルフなどの運動が可能で、その動作は専門的だ。スタッフの説明によると、これらのロボットが複雑な動きを実現できるのは、スマート技術を採用しているためだ。無線伝送により、前進・後退・方向転換・カニ歩き・前転・後転・側転・片足立ち・倒立・腕立て伏せ・腹筋など、人のさまざまな動作を真似ることで、これらの動作をスムーズにつなげ、あっと驚く「ロボットショー」を演じる。ロボットを操作できるのは専門的なプログラマーだけではない。ロボットの遠隔操作ソフトにより来場者も二次開発が可能だ。創意工夫をこらし、個性的で面白い動作の組み合わせを考え出すことで、人と機械の交流が実現される。
主催者の太敬機器人有限公司の担当者は、「同体験館はスマートロボットの展示・体験教育・使用普及を主旨とする科学技術体験館で、3年間をかけて全国で3000店のロボット科学技術体験店を開設する予定だ」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月15日