在中国日本人反戦同盟の一員で、元々は日本侵略軍の息子であり、後に中国人民解放軍に加わった日本人の元兵士、砂原恵氏がこのほど日本・横浜の自宅で取材に応じた。戎装の沙原恵氏はかつては「張栄清」の名前で解放軍に加わっていた。
血筋から言うと、日本・福岡県に生まれて両親共に日本人の彼は「100%日本人」だ。精神面では5歳から父親と共に中国・東北部に行き、15歳で八路軍に参加し、数々の戦役を経た後に軍と共に鴨緑江を渡った彼は「間違いなく中国人」だ。こうした経歴は他ではほとんど見られないものだ。中日関係が悪化している現在、この日本人の解放軍兵士は当時の中国侵略の歴史について反省し、銘記すべきだと考えている。彼の経歴自身が日本右翼勢力による侵略の美化や否定に反論する「生きた証拠」になっている。斉鲁網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月18日