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2014年9月22日  
 

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日本の新年度:桜の季節に行われる入学式

——中国メディアが見る日本

人民網日本語版 2014年09月18日17:22

新年度の初日。新入生は、厳かな雰囲気の中で学校側に丁寧に迎えられたことを感じ、他人を助けることの楽しさや充実感を高学年の先輩から教わり、何事においても守らなければならない校則があることを理解する。北京青年報が報じた。

日本の公立学校に入学する子供は、自宅から最寄りの学校に通学するのが一般的だ。入学式には正装で出席する。新年度の4月が近づくと、住宅地の近くにある百貨店はこぞって、「入学準備特設コーナー」を設け、新小学1年生の入学式用礼服を売り出す。女児向けには、ワンピースや髪に飾るカラフルなリボン、男児にはスーツとネクタイなど、コーディネートされた一式を揃えることができる。

日本の学校教育法では、小学校教育の目標として、「学校内外の社会生活の経験に基き、人間相互の関係について、正しい理解と協同、自主及び自律の精神を養うこと」が筆頭に掲げられている。学校は、入学式の当日、この精神に基づき、生徒に最初の指導を行う。高学年の生徒は、新入生の手を取り、彼らを教室に送り届けるが、その途中で、学校内でのさまざまな注意事項を新入生に言い聞かせる。学校生活2年目を迎える新2年生は、すでに先輩としての落ち着いた風格を備えている。「年功序列」を非常に重んじる日本の社会では、小学1年生になった時点から、自分より年長の上級生を敬い、従うことを学ぶのだ。

教室でクラス担任やクラスメートと会った後、新1年生は体育館に集合し、いよいよ入学式が始まる。式台の中央には、「入学おめでとう」と書かれた横断幕が掲げられ、新入生はクラスごとに並んで座り、保護者は後方の保護者席に座る。入学式の式次第は、どの学校でもほぼ同じだ。クラス担任が、新入生ひとりひとりの名前を呼ぶ。所在地の市長や地方議員が謝辞を述べる。校長が挨拶する。高学年の生徒代表が新入生に付き添い、校則を守ることを宣誓する。校歌を斉唱する。式が終わり、新入生が退場すると、高学年の生徒が教員と一緒に会場の後片付けを行う。記念写真の撮影も行われる。


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