17日午前7時50分、北京地下鉄・前門駅のセキュリティチェックポイントでスタッフが、日本のパスポートや財布、現金、クレジットカード、携帯などの貴重品が入ったハンドバッグを発見。すぐに構内放送で落とし主を探した。すると、8時に落とし主の男性が現れ、ハンドバッグは無事返却された。新京報が報じた。
交換留学生として福建師範大学で中国語を学んでいるこの男性は、夏休みを利用して北京を訪れていた。
男性は、「景山公園に行こうとしていた。セキュリティチェックを通る時、大きいほうのカバンだけ取って、ハンドバッグを取り忘れた。ホームに着いてから、パスポートなどが入っているハンドバッグがないのに気付き、とても焦った。駅員に助けを求めると、落し物のバッグを事務所で預かっていると告げられた。私のハンドバッグだった」とし、「受け取った時は、とても感動した。とても感謝している」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月18日