姜文(ジャン・ウェン)監督の新作「一歩之遥(Gone with the Bullets)」のワールドプレミアが15日、北京で開催され、姜文監督のほか、主演を務める俳優の葛優(グォ・ヨウ)、女優の舒淇(スー・チー)、周韵(ジョウ・ユィン)らが出席した。同映画は18日に封切られる。新華網が報じた。
上映許可がなかなか下りず、18日の公開に暗雲が漂っていたものの、12日に許可が下り、予定通り封切るために、スタッフが直接データを各地に運んだという。ワールドプレミアでは、許可がなかなか下りなかった原因に注目が集まったものの、同映画の長さは事前の発表通りの2時間20分。カットされたシーンはごくわずかで、葛優をノックアウトしたというセクシー過ぎるダンスシーンもそのまま。「カットされた」と噂されていた俳優の文章(ウェン・ジャン)と女性歌手・那英(ナー・イン)のシーンもそのままで、抜群の演技を見せている。
同映画を見ていると、姜監督自ら演じる主人公の馬走日の運命のように、翻弄される気持ちになり、笑いあり、涙ありのストーリーとなっている。そして、とりとめがなく、ブラックジョークの好きな姜監督らしい作品となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月16日