2013年12月31日  
 

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お正月映画の帝王、葛優の17年間の映画人生

 2013年12月31日14:47
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 馮小剛(フォン・シャオガン)監督は1997年に「夢の請負人(甲方乙方)」を発表し、中国大陸部のお正月映画の先駆けとなった。馮監督は以来17年間にわたり、中国大陸部の映画鑑賞の習慣を変えたほか、年末年始のおめでたムードに笑いを添え、葛優(グォ・ヨウ)を一躍スターにした。葛優は馮監督の多くのお正月映画に主演し、お正月映画の「馴染みの顔」になった。「夢の請負人」、「遥かな想い チャイニーズ・ドリーム in U.S.A (不見不散)」、「ミレニアム・ラブ(没完没了)」、「ハッピー・フューネラル(大腕)」、「手機」、「イノセント・ワールド(天下無賊)」、「狙った恋の落とし方(非誠勿擾)」、「さらば復讐の狼たちよ(譲子弾飛)」、「運命の子(趙氏孤児)」、「狙った恋の落とし方2(非誠勿擾2)」、「私人訂制(パーソナル・テイラー)」といった11作品で、葛優は主役を演じている。彼は名実相伴う、お正月映画の帝王だ。ウルムチ晩報が伝えた。

 ◆お正月映画で名を上げた葛優

 葛優は整ってはいないが忘れがたい顔、得も言われぬユーモアを持っている。葛優の表情は動きが少ないが変化が多彩で、表情とセリフだけで人物の心理状態を如実に描き出せる。彼の声は素朴で飾り気がなく、一般人の日常会話のようだ。平民らしさを持つ葛優は、「夢の請負人」で好評を博し、観衆に喜ばれるスターになった。その時から、葛優の流行に火がついた。

 「夢の請負人」の公開から2年内に、葛優は馮監督のお正月映画「遥かな想い チャイニーズ・ドリーム in U.S.A (1998年)」、「ミレニアム・ラブ(1999年)」に出演し、馮監督と中国映画界で最も結びつきの強い、お正月映画のコンビを結成した。

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