「一歩之遥」のスチール写真を公開
注目を集めている姜文(ジャン・ウェン)が監督する3D新作「一歩之遥」のスチール写真が16日、初めて公開された。姜文と葛優(グォ・ヨウ)が歌や踊りを披露し、顔を輝かせている。2人の役柄の名前も初めて公開され、姜文が演じるのは「馬走日」、葛優が演じるのは「項飛田」、友人でもありライバルでもある2人の大冒険家は共に上海で活躍し、「大きな将棋を指す」。羊城晩報が伝えた。
スチール写真の場面は1920年代の大上海だ。「馬走日」と「項飛田」は互いをよく知る幼馴染で、上海で活躍する前にはいずれも隠された経歴を持つ。上海に来てから2人は反目しあうライバルとなる。映画「譲子弾飛」と同様、「項飛田」は「馬走日」にいくつかの隠し事をし、そのために最終的に2人の運命は違ってしまう。制作サイドによると、姜文と葛優の役柄の関係は「譲子弾飛」よりも「よりもつれ合い」、「より予想外」、また「より感嘆させられる」ものとなっている。
スチール写真からは「一歩之遥」の歌やダンスの要素もうかがえる。これまでに制作サイドは「一歩之遥」ではブロードウェイの専門のダンサーを招いたと明かしている。ダンサーは作品中の群舞のパートを担当し、姜文や葛優、周韵(ジョウ・ユィン)、舒淇(スー・チー)らといった主な出演者も作品でダンスを披露しているという。
「一歩之遥」は10月の撮影開始以来順調に制作が進み、年末までに撮影が完了する見とおしだという。初めての「姜文と葛優のダンス」のスチール写真を元にしたポストカード500万枚も印刷され、制作サイドはポストカードを通じて観客に一足先に「1年の約束」を交わした。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年12月17日