日本の名優・高倉健さんが死去したニュースは18日、中国国内のメディアでも報道された。同日、俳優から監督に転向した姜文(ジャン・ウェン)さんが最新作「一歩之遥」(Gone with the Bullets)の予告編発表会を北京で開いた。その場で姜監督は「私も母も高倉健さんが大好きだ。亡くなったことを悲しく思い、哀悼の意を表したい」と述べた。
発表会で姜監督は自らの新しい映画への期待を示し、中国映画の未来に自信を持っていることを表した。また映画の影響力の大きさについて高倉健さんを例えにして、「高倉健さんが主演した『君よ憤怒な河を渉れ』は1970年代の中国の人々が外の世界を知ることに大きな役割を果たした」と強調した。
中国国際放送局日本語版 2014年11月20日