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「中国最優秀ビジネス都市番付」1位広州・7位北京

人民網日本語版 2014年12月16日16:05

米経済誌「フォーブス」中国版は15日に、大陸部の最優秀ビジネス都市ランキングを発表した。トップ3には広州、深セン、上海が並び、中国で最も優れたビジネス都市に選ばれた。北京は7位だった。

ランキングによると、広州は旅客輸送指数と貨物輸送指数で1位となり、人材指数、消費力指数、イノベーション指数でも上位10位に入ったが、経営コスト指数は19位で、同じく一線都市の北京、上海、深センに及ばず、杭州、南京、武漢といった東部の省都都市にも及ばなかった。

2位の深センは、消費力指数とイノベーション指数で首位に立ち、中国で最もイノベーション能力を備えた都市になった。11年にイノベーション指数トップの座を奪って以来、2回目の栄冠になる。

北京は7位で、人材指数、都市規模指数、イノベーション指数が上位3位に入ったが、ビジネス経営コスト指数も大都市の中でトップだった。昨年の分析によると、北京のランキング上昇を阻む主要因は経営コストだという。

フォーブス誌は、「都市発展の主要なパワーの中で、伝統的な企業誘致・資本導入と土地の開発・経営が弱体化しており、イノベーションと起業が重要な役割を演じつつある。中国にはすでに北京、上海、深セン、広州、杭州、蘇州、成都などの都市を中心とした起業クラスターが経営されており、この起業に適した7都市はいずれも今回のランキングで10位以内に入った。中でも成都は昨年の12位から今回は10位に上昇し、初めてトップ10入りを果たした。このことは民間経済の活力上昇とイノベーション能力の強化によるところが大きい」と分析する。

フォーブス中国版が同ランキングを発表するのは2004年以来、今年で11回目だ。ランキング作成にあたっては、都市のビジネス活動を反映し、未来の発展に必要な要素を決定する指標システムを採用。すなわち人材指数、都市規模指数、消費力指数、旅客輸送指数、貨物輸送指数、経営コスト指数、民間経済活力指数、イノベーション指数など8つの指標を用いて、大陸部都市のビジネス環境と発展の潜在力を総合的に分析している。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年12月16日

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